日本企業は、他の先進国に比べ社員の能力開発に投資しない傾向があるとのこと。GDPにしめる企業の能力開発の割合は、2010年から2014年でアメリカが2.08%、フランスが1.78%なのに対し、日本はわずか0.10%。ただ、今後はリスキリングへの注目が高まることで企業の投資も増える可能性があり、サービスの参入も増えるとの見込みがある。アメリカなどリスキリング新興国では現在、教育コンテンツそのものの提供だけでなく、「スキルズテック」など周辺サービスが注目されているという。そこで、このワードは日本で聞いたことが無かったのでリサーチしました。
目次
スキルズテックの概要
スキルズテックの歴史
HRテクノロジーにおける不満の第1位である「インテグレーション」
今回のまとめ
1 スキルズテックの概要
スキルズテックは、次のようなことを指します。人材のスキルに関するデータを収集し整理するテクノロジー。「どの人材がどのプログラムを受け、どんなスキルを身につけているのか。人材の育成にあたってはそこが肝になる。リスキリングサービスと契約するのではなく、そのスキルを会社が、または個人が可視化するサービスが、コンテンツとセットで考えられており、日本でもニーズが高まると見ている」と言われている。

2 スキルズテックの歴史
現在、テクノロジーの発展や社会浸透により、価値を生み出す上で必要スキルがどんどん進化してる。そんな中で、労働者のスキルを可視化し、求人で求められているスキル情報など学習がマッチしているかリアルタイムで確認できるなど、テクノロジー活用ニーズが大きくなっている。2022年11月9日時点では、スキルズテックの領域でサービスを提供するベンダーは 54社おり、どんどん新規参入や元々学習コンテンツを提供していたサービスが+αでスキルに関してのサービスを提供開始しているとのこと。資金調達も進んでおり、2016年以降、スキルズテックのスタートアップは約9億ドルの投資を受けてきたと推定されています。
3 HRテクノロジーにおける不満の第1位である「インテグレーション」
スキルズテックの話で必ず関わってくるのが、採用。人事部門の業務に変革をもたらすテクノロジーを活用して、人材管理や採用をより、簡単に素早くできるサービスが最近企業でどんどん導入されている。そんな中で、スキルズテックとHRテックの間で問題となるのが、データ結合。企業側は、社内でどうゆうスキルを保有している人材がいるのか、どうゆうスキルがある人材が必要か、その人材をどのように見つけるのか。学習者側は、どうゆうスキルが企業・市場で求められているのか、スキルを学ぶと稼げるのか、就職できるのかなど。ここが、今後課題となっているとのこと。
4今回のまとめ
今回リサーチしてみて、プラスキもよりサービスをブラッシュアップしていかないとなと感じた。それは、スキルを学んだ後に、どのようになるのかをより可視化することで、ユーザーの学ぶモチベーションに繋がるのではないかと感じた。たとえば、このスキルを身に着けるとこうゆうバイトをできる。逆もそうで、こうゆうバイトをするにはこのスキルを身に着ける必要があるなど、双方向でアプローチしていこうと思う。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは、また次回お会いしましょう!
みなさんのフォロー・スキ・コメントが活力となります。
感想をツイートしてくださると最高に嬉しいです。
ぜひぜひ、応援よろしくお願いします。
参考リンク:https://www.businessinsider.jp/post-264351
https://www.skyhive.ai/blog/the-emerging-skillstech-landscape